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「僕の中のオトコの娘」の感想

映画「僕の中のオトコの娘」を見てきました。

私は楽しめました。

以下、ネタばれを含みます(特にネタバレで困る種類の映画とは思いませんが、一応・・・)

この映画は、女装をやってると必ずどこかで見た事のある風景、店、人物、ホームページなどが次々と出てきます。
監督は相当女装の世界をリサーチしてると思います。もしかして、監督は過去に女装子をやってた事があるんじゃないでしょうか?

ところで、私はなんと女装して映画館へ行ったのですが・・・
やはり女装して行って良かったと思います。

例えば、主人公がまだ女装に目覚める前に、ネットで女装画像掲示板を見つけて、そこに投稿されている写真を見て「全然女に見えないよ」とか「恥ずかしくないのかよ」という台詞を言いますが、もし私が男装して行ったら、恥ずかしさから主人公の側の目線で見てしまったと思います。

しかし、私が女装して行ったので、まるで主人公の台詞が私に向けて言ってるように感じられたのです。
手に汗を握りましたね。

そして、主人公の良い指導者「カレン」さん(草野康太)が、なんと女装した私にそっくりでした
気になって、ネットで素顔を検索して見ると、素顔も私に似てました。

それはともかく、このカレンさんが、動きがそのまんま男なんですよね、あと表情も。
台詞はオネェ言葉なのに、しゃべり方は完全に男性だし。
メイクして女の服を着ているのに、中身は全然男という所が、ニューハーフやオカマではなくいかにも女装子らしいなぁ・・・って感じました。
(ちなみに私は顔はカレンですが、動きはナヨナヨしてます。)

そのカレンさんが女装したまま喫茶店に入るシーンがあるのですが、
ほかの客や店員が、カレンさんが聞こえないところでクスクス笑いながら「あれ、男だよね?」とかヒソヒソ話をしているのですが、こういうのって、女装していると絶対遭遇しない場面なんですよね。
なぜなら、女装している自分が居ない場所で行われてる事だから。
きっと自分もこういう風に笑われてるんだなぁと客観視出来てよかったです。

ところで、この映画は、内容は実はかなり「シリアス」なんです。
でも、本当はシリアスなはずのシーンで、客から失笑が漏れたりしてました。
それもそのはずで、これが、「引きこもりがボクシングに出会って立ち直った」とかなら、誰も笑わないでしょうけど、女装ですからね・・・非常に難しいと思います。
でも、出演者の迫真の演技のおかげで、本来はギャグにしか見えないはずの「女装した息子と父親の対面のシーン」なんかもシリアスに感じましたね。
それとも、私自身が女装をしてるからそう感じただけなんでしょうか?
確かに、実際に女装してる側にとっては笑い事じゃ済まない事ありますからね・・・

そんなわけで、映画を見終わったわけですが、
気になるのは、映画館に来てた普通のお客さんから見て、女装した私はどう映っていたんだろうか?って事ですね。
「うわ、本当に女装できてる奴が居るよ」と内心思われていたんでしょうか?
こういうテーマの映画を見た後に、本物の女装子を見て、何も思わないって事は無いでしょう。
気になりますが、話しかける勇気なんてありませんでした。

終わり
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